一言古生物学:第十五回~種の定義

4月25日の「第14回」を期に、一向に書いてなかったこのネタですが、今日実に半年振りに気がついたので久しぶりに書いてみようと思います。とはいえ思いつきだからろくなことは書けません…。まあ、もともとそういう趣向だったように記憶しているからまあいいかな…。
 
 
さて、それではいってみましょう。今日のテーマは最近俺が混乱してきている種の定義です。高校か大学で「生物」でも勉強した人なら簡単に定義できるでしょう。まあ、言い方は色々あるけど、
 
「交配できない」
 
ということが種の分かれ目であるというイメージが強いと思います。
 
しかし、これは必ずしも全ての種に当てはまるわけではありません。たとえばクマ。現存する8種全てが交配可能だそうで、もちろん"雑種"は生存および生殖において何の不都合も示さないそうです。数年前にどこかでグリズリーとホッキョクグマの雑種が見つかったらしいけど、気づいたのはハンターが撃ち殺した後だったとか…。
 
まあ、クマに限らず他にも複数種の間で交配可能な例は多々あるようです。さらに、植物界においては異種間はもとより異属間で交配可能という例もあるそうで、その定義はますます疑わしくなる一方です。
 
その信憑性がどうであれ、この定義が広く受け入れられている中で
 
「一体誰が恐竜(およびその他の絶滅動物)が交配可能だったかどうか調べたんだ?」
 
と疑問を持った人は…いないか。もちろんそれを調べる術はありません。が、しかし、現に恐竜は種のレベルまで分類されています。
 
古生物学においての分類というのは基本的にFunctional morphology、つまり機能形態に基づいているわけです。
 

…と中途半端ですが、ここまで書いて
 
「このまま書き続けるとかなり長くなる」
 
ということに気がつきました。なので、強引に締めくくってしまいます。

 
結局何が言いたいのかというと、種の定義は場合によって異なってくることもあるということ。これは主の定義に限ったことではなく、全ての科学、いや、科学以外のことにも当てはまること。つまり、本を読んで偉そうに
 
「○○は××だったんだ」
 
とか
 
「○○は科学的に~」
 
と考え無しにえらそうに語る奴は、もう一度科学の根底にあるアイデアから勉強しなおしたほうがいい。そういうプロセスをなくして科学を語る資格は無い。結局のところ、目の前に並べられた科学を盲目的に信じている奴は結局神を崇拝している奴となんら変わりはないわけだ。
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