早いもので

あの地震からもう2週間以上経つようです。毎日インターネットでNHKニュースばかり見ていたせいか、まったくそんな気はしませんが…。そのNHKのストリーミングも昨日で終了したし、(日本はまだ到底普通の生活には戻れないだろうけれど)自分はそろそろ普通の生活に戻らなければいけない気がします。俺が普段の生活を犠牲にしてニュース観たところで状況は変わらないので…。

さて、研究発表会で募金を呼びかけるというようなことを書きましたが、その研究発表会が今日から始まりました。募金を呼びかけるためのポスターは色々なスケジュールの関係から火曜までに仕上げなければならなくなり、自分のポスターを後回しにするというわけの分からない事態に発展しました。募金を呼びかけるのが目的とはいえ、地球科学部の研究発表会ということでいい加減なこと(というか学術的でないこと)はあまり書けないので、色々リサーチをしたり、自分でデータを整理して統計のソフトでプロットしたり…という感じでした。

月曜がほぼ徹夜だったり、今週は天気が悪かったり(火曜の朝に30センチぐらい雪が積もってた)して体調を崩したのか、自分の研究のポスターの作業もあまりはかどらず、結局それを仕上げたのが昨日の夜で、プリントアウトするために今日は朝からキャンパス内をうろうろして、発表会が始まるおよそ一時間前にようやく某教授のおかげでプリントアウトできた感じです。

ポスター2本仕上げるのに実質1週間ちょっとしかなかったので満足の行く出来には仕上がらなかったけれど、どちらも周りの反応はあまり悪く無かった気はします。

募金活動をしているのは俺だけではなく、当然のようにほかの日本人たちも大学で募金を呼びかけています。その連中から俺のほうには連絡は無かったので一切関与していないんですが、なにやら日本人の教授やらが仕切っているようです。募金を呼びかけている連中に失礼を承知であえて言うと、これがどうにも胡散臭い。

何が胡散臭いかって言うと、募金先が赤十字ではなくアメリカの得体の知れない団体だったり、新聞社呼んで写真撮ったり、なんとなくこの一大事(および日本人の学生)を何か(学部、あるいは教授)の宣伝に利用しているように見える。

そう思ったのは俺だけではなく、今日募金してくれたアメリカ人の学生数人もそう口にしていたのが余計に残念だったかな。もし仮に裏に何かあっても、募金を呼びかけている日本人の学生たちの善意まで誤解されていないと良いんだけど…。

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